仮想通貨テザー(USDT)に対する信用不安が広がる中、仮想通貨取引所ビットフィネックスが巨額テザー(USDT)を移動した。その理由についてデジタル資産顧問のエレメント・デジタル・アセット・マネジメントが週間レポートの中で分析した。
エレメントによると、ビットフィネックスは10月3日以降、全部で6億9000万テザー(USDT)を自社のウォレットからテザー・トレジャリー(金庫)に移した。短期間で7億ドルほどのテザーが市場の流通から取り除かれたことになる。

(引用元:Element Digital Asset Management)
テザーは、米ドルと1対1で連動するステーブルコインと主張しているものの、市場から本当に十分な準備金があるのか疑問視する声が噴出。テザーは売られ先週は一時0.85ドルまで下落し、事実上米ドルとの1対1固定レートで交換できなくなっていた。現在は0.98ドルまで回復している(引用元:CoinMarketCap)。テザー売りは、先週のビットコイン急騰の要因と考えられている。
エレメントは考えられる理由として3つを指摘した。
最後の手段
ステーブルコインとしての正当性を守るため、最後の手段としてなりふり構わず資金を移動した。
テザーがお買い得だった
テザーが割安なったところを買った。これは後にテザーとドル(USD)を両替することを前提にしているため、テザーが十分なドル準備金を持っているという力強い証拠になる。
段階的な消滅
法的なリスクが付きまとうのを回避するため、テザーを徐々に消滅させるフェーズに入った。
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