仮想通貨取引所ビットバンクが25日に発表した、NFT(ノンファンジブル・トークン)に関するアンケートで、所有目的が「長期投資」である傾向が明らかになった。バブルの様相を呈しているとされるNFTだが、所有者は将来の可能性を信じていることが分かった。

アンケートはインターネットを通じて2061人が回答。NFT所有の目的について「長期投資」が60.9%で最も多く、次いで「短期投資」が39.6%、「コレクション」が34.14%と続いた。

またNFT売買における損益について聞いたところ、「売却したことはなく、価値がよくわからない」が39.3%で最も多く、保有NFTの価値を把握していないユーザーも多いようだ。ただ、「 値上がり益 > 損失 」と「NFTを売却はしたことはないが、価値は上昇している」との回答は合わせると42%近くに上った。

NFTの保有状況については、仮想通貨投資経験者(2028人)では約26%が保有経験があると回答。特に若い世代ほど所有経験が高かった。