カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏が、太平洋上のパプアニューギニア沿岸近くで墜落したとされる未確認飛行物体(UFO)または宇宙物体を探しているようだ。

未確認飛行物体の探索は、ホスキンソン氏が3月に150万ドルを投資した『ガリレオプロジェクト』の一環として、ハーバード大学の天文学者アビ・ローブ氏とその学生アミール・シラージュ氏が率いる探査隊が行っている。

彼らは2014年に地球外から地球に墜落した「宇宙起源の隕石」を特定したという。

この物体は米国防総省によってその恒星間起源が確認されており、ガリレオチームはすでにその破片をいくつか見つけた可能性がある。

6月16日のツイートでホスキンソン氏は現在探査隊と共にいることを明かし「これまでに奇妙なワイヤー状のものや、墜落に関連するかもしれない破片を見つけた」とのべている。

同日のブログ投稿でハーバード大学のローブ氏は「すでに一つの異常がある。マンガン・プラチナ製のワイヤーで、一般的な商業製品とは異なる豊富なパターンがある」と書いている。ただし現時点では、これらの破片がローブ氏が望むような「宇宙近隣からの恒星間物体」に属するかどうかを確認するには早すぎるとされる。

ホスキンソン氏が風変わりなプロジェクトに資金を投じるのは初めてではない。2022年3月、カルダノ創設者はテキサス州のバイオサイエンススタートアップColossalが行っている、マンモスなどの絶滅種を復活させるプロジェクトの7500万ドルの資金調達ラウンドに参加している。