インド初の仮想通貨ATMを取引所が設置、中銀の禁止令回避し仮想通貨売買促進狙う

インドの仮想通貨取引所ウノコイン(Unocoin)が、インドで初めて仮想通貨ATMを設置した。インド中央銀行による市中銀行への仮想通貨禁止令の規制下で、インド国民の仮想通貨売買促進に期待がかかる。タイムズ・オブ・インディアが20日伝えた

インド南部カルナータカ州都バンガロールの商業施設に1台目を設置した。インド連邦準備銀行(中銀)は今年2月、市中銀行に対し、仮想通貨関連企業へのサービス提供を禁止。この規制に対応するため、ATMはデビットカード、クレジットカードの挿入が無効になっている。

ウノコインと関連取引所Unodaxの利用者は、1日あたり1000〜1万ルピー(約1530〜1万5300円)を現金で預け入れ・出金でき、残高で仮想通貨を購入することができる。ATMで本人確認をするためには、取引所のユーザーIDとSMS経由で受け取ったワンタイムパスワードを入力する必要がある。取り扱い通貨はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など30種ほどという。

ウノコインCEOのSathvik Viswanath氏は以下のように述べた。

「我々には130万人の顧客基盤があり、仮想通貨禁止令の痛みを和らげられれば良いと思う」

「財務大臣は仮想通貨は合法通貨ではないと言った。しかし、違法通貨であるとは言わなかった。これは大きな違いだ。これが意味するのは、自分の投資に責任を負い、業界には規制が存在しないということだけだ」

中銀の仮想通貨規制に関わらず、ウノコインでは2月以降、顧客が18%増加したという。今後はムンバイやデリーにATMを設置する計画だ。