テザーの開発者は、WhatsMiner、AvalonMiner、Antminerなどビットコイン(BTC)マイニングハードウェアへの命令と信号の送信を容易にするためのJavaScriptライブラリのリリースを予定している。
ビットフィネックスとテザーの最高技術責任者であるパオロ・アードイノ氏が共有した投稿によると、マイニングソフトウェアの一部が将来オープンソースプラットフォームで利用可能になるという。テザーのマイニングソフトウェアの主な目的は、マイニング能力の効率的な管理を向上させ、より効果的な運用を実現することだ。
アードイノ氏は、マイニングファームのオーケストレーションツールであるMoriaへの主要な貢献者としての役割を強調し、全ての最新の進展はHolepunch技術を使用して構築されていると語った。
GM#Tether 's dev team almost finished to create well polished javascript libraries to command and interact with whatsminers, antminers and avalon miners.
— Paolo Ardoino (@paoloardoino) August 5, 2023
Really high quality stuff, super modular, highly polished.
I'm directly coding the core architecture of our Moria mining…
以前の投稿で、アードイノ氏はMoriaの機能性について説明している。このマイニングツールは、BTCマイニングエコシステム内のコンポーネント間の通信を可能にし、安全で、攻撃耐性があり、コスト効率も良いという。
アードイノ氏は、各マイナーが独自の公開/秘密鍵を持つことで、hyper coreを介した暗号化された安全なデータストリーミングと、hyper swarmを介したコマンド受信が可能になると説明した。この手法を取り入れることで、ファイアウォールの設定をシンプルにし、システムの障害への対応力を高めることができる。さらに、異なる場所にデータを簡単にコピーすることや、これまでの方法よりも維持・管理がしやすく、モジュール構造がより良くなるとされている。
法的な課題や規制行動に直面しているにも関わらず、テザーは仮想通貨マイニングに取り組んでいる。
同社は、毎月の利益の一部をBTCの取得に充てる意向を表明。ウルグアイでのエネルギー生産と持続可能なBTCマイニングへの投資を発表した。
ウルグアイは、再生可能エネルギーセクターの強固なインフラで知られている。その豊富な天然資源のおかげで、ほぼ100%の電力が再生可能なソースから供給されている。