仮想通貨ビットコイン(BTC)の価格は冴えない展開が続いているが、これを採掘するビットコイン「マイニング」と呼ばれる行為は引き続き活発だ。

 これを裏付けるのが、ビットコインを採掘するための計算力の総量「ハッシュレート」の上昇だ。今年5月から比べて2倍になっており、ビットコインを採掘するマイナーが増加していることを示す。

 これはビットコインが大きな計算力によって担保され一層強固となっていることを意味し、価格にとっては好材料だ。

 一方、時価総額ベースで第2位の仮想通貨イーサリアム(ETH)のハッシュレートは20%下落。同仮想通貨が誕生して以来の大きな下落幅となっている。価格も8月に400ドル台から200ドルを割り、一部マイナーがに「イーサリアム離れ」を起こしているともいえる。

 (コインテレグラフ@マーケットアラート)