台湾中銀 新総裁「ブロックチェーン応用探る」就任講演で積極姿勢アピール

 台湾中央銀行の楊金竜(ヤン・ジンロン)総裁が26日、総裁就任式典における講演で、ブロックチェーン技術の応用を探ると述べた

 台湾はブロックチェーン技術の導入に積極的だ。昨年9月に中国政府が仮想通貨やICOを禁止してから一カ月後、台湾の金融監督委員会はICO、仮想通貨、ブロックチェーンを支持すると表明。さらに今年1月、台湾の首都台北市はテクノロジーを活用した「スマートシティ」を目指し仮想通貨IOTAを導入すると発表。大気汚染のモニタリングや市民IDをブロックチェーン上で管理するなどの計画を披露した。

 (参照:「IOTAが台北市と提携 ブロックチェーン活用した市民サービスの提供目指す」2018年)

 楊総裁は就任スピーチの中で、「人工知能技術とビッグデータを使って世界経済の状態を予測分析したい。また、中銀は分散型台帳技術を活用してセキュリティ向上と決済システムの効率化をすることが実行可能かも探りたい」との意気込みを述べており、新技術に対する積極姿勢をアピールした。

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