スウェーデン 初のブロックチェーン不動産取引へ

 スウェーデンの土地所有権管理機関ラントメーテリエットが、同国初となるブロックチェーン技術を使った不動産取引をまもなく実施する。ウォールストリートジャーナル(WSJ)が7日に伝えた

 ラントメーテリエットのマッツ・スナル最高デジタル責任者(CDO)は「技術的には、2年の試験期間を終えて準備万端だ」と話し、現在は同プラットフォームで不動産売買をする有志を選定していると明らかにした。

 ラントメーテリエットは16年にブロックチェーンの導入テストに着手し始めた。17年7月には、スタートアップ企業のクロマウェイ社が提供するブロックチェーンのネットワーク上で、土地や不動産の登記を開始した。

 従来のシステムでは売買契約締結から売買の登記までは3~6ヶ月かかる場合もあるが、ブロックチェーンにより数時間に短縮できる可能性がある。クロマウェイ社は「商談のために国内にいる必要もない」と話している。

 現在のスウェーデンの法律では、不動産の登記や購入における電子署名の利用は違法であり、不動産取引におけるブロックチェーン利用の障害になっている。