海外ツイッターで話題になっている仮想通貨Sui(スイ)が日本時間で5月3日午後9時過ぎ、複数の海外仮想通貨取引所に上場した。
Sui価格は投資家の期待に応えるように上場後一時20倍の価格をつけた。上場から15分後の現在、13倍以上で推移している。
Suiはレイヤー1のブロックチェーンでNFTおよびゲームプラットフォームになることを目指していると言われている。米メタ社(旧フェイスブック)の元幹部によって設立された。
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Suiはメタ社が既に撤退したステーブルコインプロジェクトから生まれた2つのスピンオフ企業のうちの1つだ。もう1つはAptos Labsで昨年10月にメインネットをローンチしている。
Suiが注目される理由はその速さとトランザクションの処理能力といわれる。競合相手であるソラナの共同創設者アナトリー・ヤコベンコ氏も、Suiプロジェクトを「素晴らしい」とツイッターで評価するほどだ。
上場に先立って投資家たちはIOUバージョンのSUIトークンを4つの小規模な取引所で取引していた。火曜日の午後、このIOUトークン価格は3.20ドルで取引されていた。
ちなみにSuiトークンは国内の仮想通貨取引所では購入できない。国内取引所と比べてリスクが高いとされる一部の海外取引所のみで扱われているので注意が必要だ。