モバイル決済大手のスクエアは24日、投資家向けの電話説明会を開催し、足元ではビットコイン(BTC)への投資が加速していることを明らかにした。米仮想通貨メディアのザ・ブロックが報じた。

スクエアのアムリタ・アフジャ最高財務責任者(CFO)は説明会の中で、新型コロナウィルスによる市場の混乱の中でも、スクエアのアプリ「キャッシュ・アップ(Cash App)」を通じて、ビットコインへの投資が上昇していると説明した。

さらに、報道によれば、スクエアのジャック・ドーシーCEOは「ビットコインには強いエンゲージメントと取引高がみられる」と投資家に対して述べたという。

スクエアは今年2月末に発表した2019年第4四半期の決算で、ビットコインの売上高が前年同期比で240%増だったことを明らかにしていた。同社は第4四半期に前年同期比240%増となる1億7800ドルのビットコインを売り上げた。2019年通年では5億1600万ドル以上の売上高を記録し、売上総利益は800万ドルとなった。

今回の説明会では具体的な数値は示されてないが、足元でもビットコインの取引は活発なようだ。