ブロックチェーンキャピタルのパートナーであるスペンサー・ボガット氏は、ビットコインの価格が、近い将来再び上昇していくとの見方を強調した。
CNBCのインタビューで同氏は、ビットコインの現在の市況について見解を述べた。ビットコインは今年すでに底を打った可能性があり、上昇トレンドが期待できるという。同氏は多くのカタリストがビットコインの価格を押し上げると述べた。
As #bitcoin gets its groove back this month, @CremeDeLaCrypto sees the #crypto headed back to highs pic.twitter.com/qo7R5nPoek
— CNBC's Fast Money (@CNBCFastMoney) 2018年7月25日
「ビットコインは現在、火口箱のような状態だ。上昇するきっかけを待っている。グローバル通貨戦争、貿易戦争、ETFの承認など。どのカタリストでも、ビットコイン価格を上昇させると考える」
年内のETF承認に懐疑的な見方がある一方で、ボガット氏は2019年中には承認されるだろうとの見方を示した。
「私の予想では2019年のどこかで承認されると思う。SECは思慮深く、時間を要するだろうが…すでにこのことは自明になっている」
ボガット氏は、ETF承認の状況は、法的な側面に加え、経済的にもますます好意的になっていると指摘する。小口投資家は取引所を通じ、機関投資家は資産運用会社を通じて仮想通貨への接触が増加しており、また、欧州にはすでにETP(上場投資商品)があることから、規制当局のETF承認への関心を高めると説明した。