仮想通貨VCのブロックチェーン・キャピタルでパートナーを務めるスペンサー・ボガード氏は、3日にブルームバーグTVに出演し、中国の動向はビットコインにほとんど影響を与えないとし「5年後に今より成功しているかを考えることが重要」と述べた。
ボガード氏は、中国動向による影響はないことはないとしつつも、「行間を読む状態が続いている」と指摘。仮想通貨取引所に対する取り締まりが続く一方、対象が小規模な取引所にとどまっている他、マイニング産業が禁止検討リストから削除されていることについてはポジティブな評価をした。
同氏はその上で次のようにビットコインの先行きを話した。
「ビットコインの今後5年間が、過去5年間より成功しないと言う方がリスクが高く大胆な賭けだと思う。全てのトレンドは、逆を示しているよ」
ボガード氏は今年8月にもブルームバーグTVに出演し、長期的に見たらビットコインは安全資産だが、実際に金融危機に直面した時には「価格面で苦戦する」という見方を示した。
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