2023年、トレーダーがソラナエコシステム内の動きに関心を持つにつれ、「Solana 」に対するGoogle検索が初めて「Ethereum」を上回った。
イーサリアムは年間を通じてソラナに対して検索インタレストで大きなリードを保っていたが、この傾向は12月17日から23日の間に変化し、ソラナの検索インタレストスコアは56、イーサリアムは50となった。

Googleトレンドのデータによると、「Solana」という検索用語は12月24日から30日の間に検索インタレストでスコア100を獲得する見込みだ。Googleトレンドは、「100」という値は「その用語の人気のピーク」を意味すると注記している。
また、データによると、スペインやフィリピンなどの国では、ソラナに対する検索インタレストがイーサリアムを上回った。しかし、インドネシア、台湾、モロッコなどでは、依然としてイーサリアムへの関心のほうが上回っている。

一方、ソラナを検索したユーザーは、「bonk」や「tensor」といった検索用語にも関心を示していた。ボンクは犬をテーマにしたミームコインで、12月8日に時価総額でペペコイン(PEPE)を上回り、月間370%の増加を記録した。一方、テンソルはソラナベースの非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスであり、過去30日間で大きな利益を示したNFTコレクション「テンソリアン」を作成した。
ソラナ(SOL)の価格上昇によって、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)のブロックチェーンプラットフォームへの関心も高まった可能性がある。12月20日、SOLの時価総額はリップルのXRPを上回り、トークン価格は13.8%増加し、2022年5月以来初めて82ドルを上回った。
12月22日、SOLはBNBを上回り、時価総額で第4位の仮想通貨の地位を獲得した。しかし、12月29日にBNBがその地位を取り戻し、SOLトークンはクリスマス前の価格に戻った。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン