ソラナに連動する上場投資信託(ETF)は、トークン価格がローンチ後に半分以下へ下落したにもかかわらず、初期の資金流入を維持している。アナリストはこれを機関投資家の強い需要を示す兆候とみている。
ソラナ(SOL)は7月に米国でソラナETFがローンチして以降、価格が57%下落した。しかしETFには合計15億ドルの資金流入が積み上がっており、「そのほとんどが流出していない」とブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は指摘する。
同氏によると、ETFへの資金流入の約50%は機関投資家によるものとなっている。バルチュナス氏はこれを「本格的な投資家基盤」と表現し、将来にとって好材料だと評価した。
ビットコインETFを上回る市場規模?
バルチュナス氏は、ソラナの時価総額500億ドルをビットコイン(BTC)の1.4兆ドル規模に調整して比較すると、ソラナETFの資金流入は約540億ドル相当となると指摘した。
これは「同じ時点のビットコインの約2倍に相当する」と同氏は述べた。
ビットコインはETFローンチ後の数カ月で価格上昇を記録した。一方、ソラナは価格下落の中で資金流入を維持しており、バルチュナス氏は「市場の規模や状況を考えると非常に印象的な数字」と評価している。

同氏はまた、このような市場下落局面でETFがローンチされた場合、通常は資金流入を確保すること自体が「ほぼ不可能になる」と説明した。
「最初の6カ月で57%下落すれば、ほとんどのETFは1年や2年を迎える前に消えてしまう。ソラナはここで物理法則を無視しているような動きだ」と述べた。
ただし木曜日には、ソラナETFは1カ月ぶりに資金流出を記録した。コイングラスのデータによると、6つのETF商品から合計600万ドルが流出した。その前日の水曜日には1900万ドルの資金流入が記録されていた。
ソラナ、過去最高値から70%下落
ソラナは2025年1月、ミームコイン発行ブームの中で過去最高値を記録し、価格は293ドルに達した。
現在はそのピークから約70%下落しており、コインゲッコーによると約88ドルで取引されている。直近24時間では2.7%下落、過去1カ月では11%下落している。


