シンガVC、仮想通貨に特化した11億円規模のファンド設立へ

 シンガポール拠点のベンチャーキャピタル(VC)ゴールデン・ゲート・ベンチャーズは10日、仮想通貨とブロックチェーンのスタートアップ企業に特化した1000万ドル(約11億円)のファンドを設立すると発表した。ロイターが同日伝えた

 ファンド名は「LunaX」。仮想通貨取引所など世界中の初期段階にあるスタートアップ企業に投資する。ファンドのパートナーには個人投資家や設立してから10年以上経つ金融企業などが参加するという。

 ゴールデン・ゲート・ベンチャーズは2011年以来、これまでにアジア7カ国で30社以上に投資してきた。投資分野は決済、Eコマース、モバイルアプリ、SaaSなど。仮想通貨領域では、決済プラットフォームのオミセゴーを手がけるオミセに、日本企業では人工知能に関連するプロダクトやコンサルティング開発を提供するシナモンなどに投資している。

 スマートフォンのゲームを手がける日本のグミ(gumi)は、今年2月に仮想通貨・ブロックチェーンに特化した30億円規模のファンドを設立している。投資した案件には、価格変動を極小化できるアルゴリズム等を用いた低ボラティリティの仮想通貨を開発しているベイシス、ダウンロード版ゲームの販売・再販ができる分散型プラットフォー ムを開発中のロボット・キャッシュなどがある。