2020年第1四半期にシルバーゲート銀行で仮想通貨ビットコインの取引量とトランザクションが急増したことがわかった。

米証券取引委員会(SEC)に4月29日に提出された2020年第一四半期の収支報告書によると、シルバーゲート・エクスチェンジ・ネットワーク(SEN)の取引量が前四半期比で75%増加した。SENのトランザクションボリュームも118%増加し、31000件以上の取引が行われたという。

SENは、投資家がSENメンバー間で米ドルのトランザクションができる仮想通貨取引所のネットワーク。同行は2020年4月時点で仮想通貨取引所やマイニング事業者、カストディアン、世界中の投資家などデジタル通貨関連の顧客850社にサービスを提供している。

3月の大暴落によって、多く投資家がマイナスのリターンとなったものの、預金は4億4700万ドルと「かなり大幅に増加した」という。

ボラティリティでテスト成功

同行はボラティリティがSENにとって素晴らしいテストだったという。SENには昨年、米仮想通貨取引所クラーケンやジェミニが参加するなど規模が拡大しているものの、依然としてパイロット段階にあるからだ。

「パイロット段階でテストしたかったことの一つは、ビットコインを担保にした場合の価格をモニターする仕組みだ。またマージンコールなど顧客が担保の不足分をカバーしているかどうか、我々が担保の不足分を清算しなければいけないかどうかを判断しなければいけない。これを検証するためにはアセットクラスのボラティリティを確認する必要がある。第一四半期にはかなりのボラティリティが見られたが、当行のモニタリングは成功したことを嬉しく思う」

このパイロットプログラムを通じて、シルバーゲートは第一四半期に1250万ドルのビットコイン担保ローンを承認した。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン