1万ドル突破に何度も失敗した仮想通貨ビットコイン(BTC)は9000ドルを下回る危険水域で推移している。本来ほどボラティリティ(変動幅)も大きくなく米国株にお株を奪われている状況が続いているが、トレーダーは今年、これまでの習慣を変えているようだ。
ビットコインの取引量が米国株式市場のオープニング時間になると大きく動く傾向があることが話題となっている。
米国市場オープンとビットコインのボラティリティ
ロンドンとアジア市場のオープニング時間は、比較的ビットコイン価格への影響が少ない。一方、NY市場のオープニング時間になるとビットコインは上下に乱高下する傾向がある。
「アジアと欧州時間にはビットコインのトレードを止めようかな」
著名トレーダーのHsakaは世界の株式市場のオープニング時間とビットコインの関係性を指摘した。
NY市場の時間帯は、サマータイム時は日本時間で22:30~翌朝5:00だ。

(出典:Hsaka/ Twitter「ビットコイン/米ドルのボラティリティと株式市場んオープニング時間 アジア(灰色)、ロンドン(緑)、NY(エンジ)」)
ブロックチェーンデータ分析企業Skewもこの傾向を確認している。現在、世界標準時間(UTC)午後4時(日本時間午前1時)がビットコインの取引量が最も多い時間と指摘した。
また、バイナンスやコインベースの取引データによると、週の半ばの方が週末や週明けより取引量が多い。週末はとりわけ静かだという。

(出典:Skew「ビットコインの取引量のサマリー」)
過去30日間のコインベースに多いて、UTC時間の午後3時と午後4時(日本時間午前12時〜午前1時)の間が平均650万ドル。最も静かな時間帯は午前9時(日本時間午後6時)で200万ドルだった。
新たな傾向は、米国の機関投資家によるビットコイン投資の参入が増えていることが背景にあるかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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