SEC(米証券取引委員会)のジェイ・クレイトン委員長は、CNBCのインタビューに答えて、ビットコインETFで「進展があるのは確かだ」と発言した。
「ビットコインETF承認に向けて我々は近づいているか」という問いに対して、クレイトン氏は、「簡単な答えは、イエスだ」と回答。ただ、「まだ残っている仕事もある」と話した。
「カストディー(資産管理)がしっかりできて仮想通貨をしっかり保有できていることを我々はどうやったら知れるのだろうか?これが大事な問題だ。そしてさらに難しい問題は、多くの規制のない取引所でトレードが行われているため、価格操作にさらされていないとどのように証明できるのか?だ」
クレイトン氏は「進展があるのは確か」としつつも、申請者は上記のような難しい問題に答えなければならないと述べた。
現在、市場関係者が注目するビットコインETFは、ビットワイズとヴァンエックらが申請している。最終期限はそれぞれ10月13日と10月18日となっている。
ビットコインETFにより、機関投資家のさらなる参入が促されると考えられている。