世界的な仮想通貨(暗号資産)への関心を示すインタラクティブなマップでは、ビットコイン(BTC)の検索がアフリカと南米の国々に集中していることを明らかにしている。

Blockchaincenter.netで公開されているマップによると、グーグルトレンドのデータではビットコインの検索の割合ではアフリカ諸国が上位を示している。ビットコインやビットコインキャッシュ(BCH)、イーサ(ETH)、XRP(リップル)などの仮想通貨の検索では、ケニヤやナイジェリア、南アフリカといったアフリカ諸国では、BTCの比率が高かった。

Top 10 Most Bitcoin Maximalist Countries

出典: Blockchaincenter.net

アフリカでの仮想通貨の採用

この調査は、アフリカ諸国が将来的に仮想通貨の主要プレイヤーになる可能性があることを示しているだろう。

アーケインリサーチと仮想通貨取引所ルノが取りまとめた調査によると、アフリカで仮想通貨ルネッサンスが起こるか「最も有望な地域」と指摘している。レポートの中では特に南アフリカが有望だと指摘している。

実際、南アフリカナイジェリアでは、仮想通貨規制をとりまとめる動きが出ている。

ブラジルやチリ、エクアドル、アルゼンチンといった南米諸国も上位10位の中に入っている。

新型コロナウィルスのパンデミックは、南米での仮想通貨需要の増加につながっている。4月にはアルゼンチンやチリ、ベネズエラでのBTCピアツーピア取引高が上昇していた。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン