SBIホールディングスの北尾吉孝CEOは30日、同社の決算会見で中国人民銀行などが開発を進めているデジタル通貨(CBDC)について「デジタルの世界が進めば、デジタル通貨という発想が出てくるのは当然」と話し、「いつまでもリブラ的な発想にノーというのは時代の流れとして不可能」と指摘した。
また、グローバルなデジタル通貨が普及することで、現在の中央銀行が管理する金融システムを「なしにできるのではないか」と述べた。そうした中で、金融政策、財政政策への新しい課題が出てくるとしても「逆にこれもいろんなことに使える可能性もある。金融政策手段としてね。世界の中央銀行もそういう方向で研究し始めている」と持論を展開した。
フェイスブックの仮想通貨リブラに厳しい逆風が吹いている状況について、これを機会に「中国は新たな暗号通貨を貿易通貨として使いながら、ドルの基軸通貨の地位を奪っていこうとしている」と分析した。
リブラの開発が遅れる状況の中、中国人民銀行のデジタル通貨が進む状況については、マネックスグループの松本大CEOも28日、日銀にデジタル通貨に取り組み、デジタル人民元に対抗する力を持つべきであるとの発言をしている。
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