FTXのCEOであるサム・バンクマン-フリード氏は、一連のツイートで、今後1ヶ月の間に、取引所のマッチングエンジンに様々な改善を展開する予定であることを発表した。
CEOによると、FTXは1年近く前から取り組んできた「新しいオーダーマッチャー、低レイテンシーAPI、その他多数の機能」を展開するという。このプラットフォームは、「注文のスループットを2倍にし」、「レイテンシーを半分にする」見込みだという。
スループットを2倍にすることで取引注文の処理時間を短縮し、レイテンシーを半分にすることで注文から取引実行までの時間遅延を軽減する。これにより、プラットフォーム上での取引速度が効果的に向上し、表示価格が変更される前に注文を出す可能性が高まるため、トレーダーにとって潜在的なメリットをもたらすという。
CEOは、取引所が来月中にこれらの機能のいくつかを展開する計画であり、主要なアップデートは11月21日に出てくると共有した。また、APIトレーダーに対しては、今後1ヶ月間、新機能のプレビューを行う予定であるため、連絡を取り合うように促した。