ツイッターが、プラットフォーム上での支払いやチップに使用する「ツイッターコイン」という独自のネイティブアセットの導入を検討しているという噂が、ソーシャルメディアユーザーの間で拡散している。

アプリに特化した情報リークアカウントを運営するニマ・オウジー氏などの情報源からの情報が広まっているようだ。

同氏は12月4日、ツイッターのプロトタイプと思われるインターフェースのスクリーンショットを投稿し、チップのための「コイン」オプションと、ツイッターのロゴが入ったコインを示すベクター画像を掲載した。

またテクノロジー研究者のジェーン・マンチュン・ウォン氏が、ツイッターのウェブアプリの特定のバージョンからコードを抽出してオウジー氏と同じ情報を見つけたと主張するツイートも指摘されているが、この投稿自体もウォン氏のアカウントもその後理由不明で削除された。

Jane Manchun Wong's deleted threat: Twitter

また「TwitterCoin」のハッシュタグで投稿があった。多くの人はエキサイトしているようだが、驚いていないようだ。ツイッターがイーロン・マスク氏のもとにある今、新しい決済レールやシステム統合に取り組んでいると考えられているようだ。

ツイッターやレディットのドージコイン・コミュニティのメンバーは、マスク氏とドージコインとの長年の関係に期待を寄せ、ツイッターコインがドージコインの仮の名前に過ぎないという希望を持ち続けている

12月4日のツイッター・スペースに登場したマスク氏は、210万人のリスナーに対して、仮想通貨とツイッターの統合に関心があることを表明した。

「ツイッターが法定通貨と仮想通貨の両方で決済を行うことは、ある意味当然のことだ」