株と仮想通貨の取引所ロビンフッドは、シリーズEラウンドの資金調達で3億2300万ドル(約350億円)を調達した。同社が7月22日に発表した。投資会社DSTグローバルが主導で、リビット・キャピタルやNEA、セコイア、スライブ・キャピタルなどが投資した。

ロビンフッドは、新規投資後の企業価値であるポストマネーバリュエーションが76億ドル(約8200億円)になったと述べている。同社ウェブサイトによると、ロビンフッドでは現在、仮想通貨、株、オプション、上場投信を提供している。

ロビンフッドは設立から6年。ミレニアル世代のユーザーが中心だ。米CNBCの報道によると、昨年に著しい成長を見せ、ユーザーベースは2018年夏から昨年末までで約400万から600万に増加している。

今年5月にブルームバーグが匿名の情報として伝えたところによると、ロビンフッドはシカゴの取引企業ジャンプ・トレーディングと提携して、仮想通貨取引を実施している。両社ともに提携については否定しているが、ロビンフッドのウェブサイトや同社のある担当者のコメントから、トレーディングアプリの注文履行は第三者に外注しているとされる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版