ロビンフッドのイーサリアムレイヤー2ネットワークは、公開テストネット開始から最初の1週間で400万件のトランザクションを処理した。最高経営責任者(CEO)のブラッド・テネフ氏が明らかにした。
木曜日のX投稿でテネフ氏は、開発者らがL2ネットワーク上でアプリケーションの実験を開始していると述べた。このネットワークはトークン化された現実世界資産(RWA)およびブロックチェーン基盤の金融サービス向けに構築されたものだ。「金融の次の章はオンチェーンで動く」とテネフ氏は書いている。
ロビンフッドは先週、アービトラムの技術を活用したイーサリアムレイヤー2として「ロビンフッドチェーン」のテストネットを立ち上げた。約6カ月間の非公開テストを経ての公開であり、金融アプリケーション向けの高スループット環境を提供することを目的としている。
同社によれば、このチェーンはトークン化した株式や上場投資信託(ETF)など、伝統的金融商品のトークン化を支援する設計となっている。インフラパートナーにはアルケミー、レイヤーゼロ、チェーンリンクが名を連ねる。
年内にメインネット開始へ
ロビンフッドチェーンのメインネットは今年中の立ち上げを予定している。それまでの間、テストネットではトークン化株式などの実験的資産や、同社の仮想通貨ウォレットとの連携強化が行われる。
ロビンフッドは取引サービスを超え、仮想通貨分野での展開を拡大している。同社はすでにアービトラム上で約500の米国株およびETFをトークン化しており、RWA戦略の一環として推進している。
同社は2025年第4四半期の純収益を12.8億ドルと報告した。前年同期比27%増となったが、市場予想の13.4億ドルには届かなかった。10月の市場低迷を受け仮想通貨収益が弱含み、仮想通貨取引収益は38%減の2.21億ドルとなった。これにより純利益は34%減の6.05億ドルとなったものの、1株当たり利益はわずかに予想を上回った。

