リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは同社の年次大型カンファレンスであるSwellが14日から開始したことに関するツイートで「楽しいサプライズがある」と明らかにした。

「トロントからサンフランシスコ、シンガポールからバーチャルまで、我々は素晴らしいスピーカーやパネル、デモ、それに楽しいサプライズを用意している」

Line of Credit

14日にあった初日のSwellでは、XRPの新融資サービスであるLine of Creditに関する紹介があった。Line of CreditはXRPを使ったオンデマンド流動性(ODL)を利用する企業が対象となる。伝統的な金融機関では融資の審査が通るのに2、3ヶ月がかかるが、Line of Creditでは承認時間を最短で24時間に短縮し、融資の年率は4%〜12%と従来の10〜20%から大幅に減少できるとした。

さらに全ての融資はXRPを貸し出す形で行われる。

ODLマップも拡大

リップルはさらにリップルネットとODLの受け入れ地域を示すマップも更新した。ここでは55カ国120通貨ペアをカバーしていることが明らかになった。

これまでに対応していたのは45カ国としていたが、10カ国増加した。

(出典:リップル)

価格には反映されず

毎年、Swellでは開催前に価格が上がり、開催中に下がり続ける「ニュースで売る」傾向が見られている。しかし、今年は価格の上昇はほとんど見られていない一方で、価格は減少を続けている。

現時点ではビットコインが0.5%ほどの下落に対して、XRPは3%以上落ち込んでいる。

(出典:Coin360 10月15日 午前10時10分)