リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは同社の年次大型カンファレンスであるSwellが14日から開始したことに関するツイートで「楽しいサプライズがある」と明らかにした。
「トロントからサンフランシスコ、シンガポールからバーチャルまで、我々は素晴らしいスピーカーやパネル、デモ、それに楽しいサプライズを用意している」
Our 4th annual #RippleSwell 2020 has officially commenced. From Toronto to San Francisco, Singapore to virtual -- we have a fantastic lineup of speakers, panels, demos and some fun surprises over the next two days. Swell-o and welcome! 👋 https://t.co/WKEFiiP7bR
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) October 14, 2020
Line of Credit
14日にあった初日のSwellでは、XRPの新融資サービスであるLine of Creditに関する紹介があった。Line of CreditはXRPを使ったオンデマンド流動性(ODL)を利用する企業が対象となる。伝統的な金融機関では融資の審査が通るのに2、3ヶ月がかかるが、Line of Creditでは承認時間を最短で24時間に短縮し、融資の年率は4%〜12%と従来の10〜20%から大幅に減少できるとした。
さらに全ての融資はXRPを貸し出す形で行われる。
ODLマップも拡大
リップルはさらにリップルネットとODLの受け入れ地域を示すマップも更新した。ここでは55カ国120通貨ペアをカバーしていることが明らかになった。
これまでに対応していたのは45カ国としていたが、10カ国増加した。
(出典:リップル)
価格には反映されず
毎年、Swellでは開催前に価格が上がり、開催中に下がり続ける「ニュースで売る」傾向が見られている。しかし、今年は価格の上昇はほとんど見られていない一方で、価格は減少を続けている。
現時点ではビットコインが0.5%ほどの下落に対して、XRPは3%以上落ち込んでいる。
(出典:Coin360 10月15日 午前10時10分)