HONEYCON創業者であるweb3_honey / たぬきちが、2022年10月23日(日)-24日(月)にWeb3カンファレンス「HONEYCON」を開催した。

■コンセプトとイベントへの期待
誰もが楽しめるWeb3テーマパークをイメージした体験型カンファレンスというコンセプトの元、作り手である主催者も、参加者も一体となり、開催前からSNSでも盛り上がりを見せていた。

事業者から一般の来訪者まで、すべての人がWeb3の世界感及びイベントの魅力を体験できる様々なコンテンツを用意している、という宣言どおりに、会場は渋谷松濤にある「TRUNK BY SHOTO GALLERY」を貸し切り、各フロアがWeb3をテーマとした、多様性がありつつも、一体感のあるイベントであった。

業界内の多数の主要なプレイヤーからスポンサードされることからも、イベントへの期待値が窺えるものとなっていた。

1Fの出展ブースはお祭りのような賑わいを見せつつ、勢いのある15のプロジェクトが並んでいる。オリジナリティのあるアプローチにより、自分たちのプロジェクトをPRするフロアーとなっていた。

■多岐に渡るテーマを取り上げたセミナー
注目を集めるプロジェクトのピッチから始まり、セミナーは法的観点から見たNFTビジネス構築といったテーマの他、セガやバンダイナムコといった国内を代表するゲーム会社や、音楽家である大沢伸一氏もセッションに参加し、マスアダプションに向けたIP活用や音楽の関わりなど、現在と未来をテーマとする公演も複数開催されていた。
Web3業界を盛り上げるキーパーソン達により、2日間に渡る多彩な内容となっており、大変興味深い講演であった。

■オリジナリティのあるAmusement Lounge
アットホームな雰囲気のカフェでは、終日絶え間なく人が出入りしていた。
オリジナルのドリンクや食事もあり、リラックスして仕事をすることもできる環境の中、自然と交流が生まれるネットワーキングの空間であった。

NFTプリクラなど誰でも楽しめるコンテンツがある中、スロットマシーンとユニークな人気NFTプロジェクトのコラボは、関係者にとって感慨深かったのではないだろうか。

■1日限定のクリエイターの展示会「Creater Land」
初日は解放されていなかった5Fでは、2日目に新進気鋭のクリエイターによるNFTの展示ブースが展開された。初日の来訪者も、2日目に立ち寄るきっかけとなったのではないだろうか。

企業から個人まで独創性のある出展者が多く、この会場で知るプロジェクトも多かったが、実は個々のクリエイターは既に多くのSNSフォロワーを獲得していたり、精力的に活動していることが窺えた。企業やプロジェクトの規模とは関係なく、個々が個性を発揮できるまさにWeb3.0を楽しむクリエイターが集まっていたように感じられた。

■2日間開催されたネットワーキングパーティ
夜には、ビルのワンフロアーを会場として、初日はKYUZANのスポンサード、2日目はOasysスポンサードによるVIPパーティが開催された。参加者も業界のキーマンが多数参加し、内容の濃いネットワーキングの時間となった。


2日間を通して、終日人が出入りするイベントになっており、1棟を貸し切る特別感や心地よさから、度々立ち寄る人も少なくない印象であった。

大きな会場ではないが、他のイベントと比較できないオリジナリティに溢れるコンテンツとなっており、同じ目的や意思を共有する仲間が交流できる、非常に意義のあるイベントとなっており、主催者の今後の活動にも期待したい。

■ 主催者情報


【Founder】web3_honey / たぬきち
Twitterを中心にWeb3・NFTの情報発信を行う。Blue Chip NFTホルダー限定イベントや音楽NFTイベントをはじめとした多数のWeb3IRLイベントの主催、登壇をしながら、コミュニティでも幅広く活動する。Web3業界で活躍する、または働きたい女性を支援するためのWeb3Girlsを発足。IVS Crypto公式アンバサダー。BluechipParty共同創業者。
Twitter:https://twitter.com/web3_honey

【Co-Founder】ふにまん
GASHO2.0プロジェクトのCo-Founder。
2017年からWeb3業界に参入し、多くのCryptoプロジェクトのコミュニティ運営やアドバイザーを歴任。プロジェクトのBizDevやイベント主催の経験が多く、本イベントの主催人として参画。中国生まれ日本育ち。
Twitter:https://twitter.com/huni_crypto