世界的な通信社ロイター通信も来年5月に推定されるビットコイン半減期に注目している。

19日付のロイター通信は、「ビットコインの信者でなければ知らないだろうが」と半減期について話し始め、「2020年に仮想通貨相場を揺さぶる要因になる」と伝えた

半減期では、ブロックを作成するマイナーに対する報酬が半減される。ビットコインのマイナーへの報酬は1ブロックあたり50BTCで始まり、これまで2回半減が行われた。次の半減期は来年の5月と推定されており、需給の関係が変わることから、価格にポジティブ材料とみるアナリストもいる。

ロイター通信は、「今年は勝者と敗者が生まれるだろう」と指摘。過去の半減期の事例から価格とボラティリティの急激な上昇にむけて準備する人々がいると解説する一方、取材に答えた7人の仮想通貨トレーダーとマイナーは「供給量の減少は以前より織り込まれている」という考えを示したと報じた。

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