仮想通貨ビットコイン(BTC)の取引手数料が2014年以来の低水準をつけたと調査会社のDiarが11日に発表した。2018年は記録的な取引高であったにも関わらず、手数料が4年ぶりの低水準になったことになり、ビットコイン普及に向けた環境整備が進んでいることが浮き彫りになったといえよう。

Diarによると、2018年にビットコインの手数料が中央値で2014年の水準まで減少したという。

「手数料の中間値は、2015年以来見たことのない水準をつけた。オンチェーンでのビットコインの月間取引高が2018年のほとんどの期間を通して増加したにも関わらずだ」

Diarは、先月、2018年の仮想通貨取引所は「記録的取引高」をもって締めくくられたとするレポートを発表した。