レディットのCTOは2日のインタビューで、「手数料が高い」ため、レディットのプラットフォーム上でビットコイン決済をもはや受け入れることができなくなったと述べたが、ビットコイン決済は近いうちに再開するかもしれないともほのめかした

 テック系の映像ニュースサイトの「チェダー」とのインタビューの中で、レディットのクリストファー・スローアCTOは、開発者がビットコイン支払いに使っているコインベースのAPIをアップデートする時間がなかったと述べた。

 コインベースは最近、商業利用向けのツールを停止し、コインベース・コマースと呼ぶ新しいオペレーションに置き換えるとしている。これは仮想通貨関連ビジネスに様々な反応を引き起こしている。

 「彼らは素晴らしい仕事をしている。彼らは決済のゲートウェイは大きく再活性化しようとしている」とスローア氏は述べる。

「我々は現在のAPI統合をアップグレードする時間がなかっただけだ。ひとたび再設計したものがローンチすれば、仮想通貨決済がまた戻ってくると考えている」

 レディットはもともと、3月末にビットコインの受け入れを停止していた。スタッフは「コインベースの今後の変更」と「購入に影響を与えるビットコインの決済オプションに関するいくつかのバグ」のためと説明していた。

 スローア氏は、これらの理由のほかに、ビットコインネットワークの手数料がもう1つの理由だと明かす。

 手数料は下落傾向であり、ここ数か月は1バイトあたり1サトシ(0.00000001BTC)だったが、スローア氏は例を出し、4ドルのトランザクションに対して10ドルの手数料をユーザーに提案するのは難しいと述べる。

 ビットコイン決済が復活する場合、イーサリアムやライトコインの決済も一緒となるだろうとスローア氏は付け加えた。