米掲示板大手レディットは、プレミアム会員プログラムのレディット・ゴールドの支払いにビットコイン(BTC)を使用するオプションを、「今後のコインベースにおける変更」を理由に取りやめた模様だ。掲示板利用者が23日に投稿した

 レディットユーザーのBitcoinXioが、別のユーザーに向けて投稿した、支払い手順の動画では、支払いオプションとしてペイパルとクレジットカードのみが表示されていた。

Screenshot

レディットユーザーのemoney40は「オプションの変更はコインベース・コマースが変更にになるため」とコメントした。

 

「今後コインベースで変更が予定されていることや、ビットコインの支払いオプションのバグが一部のユーザーの購入に影響を与えていたことから、ビットコインの支払いオプションを削除することになった。」

 

 コインベースは今年3月上旬、コインベース・コマースの代わりに、コインベース・マーチャント・ツールを廃止すると、ブログサービスのミディアムで発表した。コインベース・コマースは、コインベース・マーチャント・ツールの利用者に混乱を招く恐れがあると言われていたものだ。コインベース・マーチャント・ツールの利用者は、4月30日までにこのサービスにアクセスできなくなり、5月31日までに、コインベース・コマースへの切り替えが必要となる。ユーザーのemoney40はまた、ビットコインが再び支払いオプションに追加される保証はないとコメントしている。

 「今後、ユーザーの要望やコインベース・コマースの進展を確認し、再開するかどうかを決定する。」スレッドには、手数料が高いという理由でレディット・ゴールドの支払いにビットコインを使っていなかったとするユーザーからの投稿もあった。しかし、ビットコインの手数料は2月に引き下げられ、ビットコインの競合通貨の一つに挙げられてきたビットコインキャッシュよりも下回った。