米ソーシャルメディア・レディットの共同創業者アレクシス・オハニアン氏は、今年ビットコイン(BTC)が2万ドル、イーサリアム (ETH)が1500ドルに到達するという予測を据え置いた。24日のCNBCとのインタビューの中で明らかにした。
オハニアン氏は、ビットコインを「百戦錬磨のコイン」とした上で、最も耐久力があり価値保存手段として機能することを示したコインの一つと指摘。世界の政治経済に不透明感が漂う中、そういったコインの重要性はますます高まるだろうと話した。
また、ビットコインの耐久性は、スケーラビリティーを改善する努力によってますます強化されていて、「ボラティリティーはありつつも長期的に上昇し続けるだろう」という見通しを述べた。
さらにブロックチェーンは、「インターネットが生まれ変わる機会」を提供しているとし、「価値貯蔵手段を持ちつつウェブページを見られる」ということは、インターネットさえあれば誰でも金融市場に参加できることを実現すると話した。
オハニアン氏のベンチャーキャピタル「イニシャライズド・キャピタル」は、米国仮想通貨取引所コインベースに初めて投資をした一社として有名だ。現在投資している会社についてオハニアン氏は、名前はあげなかったもののの、次のように表現した。
「とても強固だがセクシーじゃないインフラを構築している企業。ニュースに流れることはしばらくない」