リクルートは22日、同社の投資子会社であるRSPブロックチェーンテックファンドを通じて、ブロックチェーン技術を利用した分散コンピューティング開発企業のブロックスタック(Blockstack)社への出資を発表した。
出資額は非公表。
ブロックスタックは従来のパスワードベースの認証よりも、機密保護性能に優れた公開鍵暗号を用いた認証方式を提供している。データ漏洩やプライバシー保護に優れており、利用者は異なるアプリ間でも同一のデータを持ち運べるという。
リクルートは今回の出資を通じ、ブロックスタックが提供するこうした認証方式やプラットフォームの利用拡大をサポートするとしている。
ブロックスタック社は2013年に設立。米国の規制下で初めて、米証券取引委員会がトークン発行を承認した企業。