ここに述べられている見解や意見は、あくまで筆者/寄稿者のものであり、必ずしもコインテレグラフおよびコインテレグラフジャパンの見解を反映するものではありません。あらゆる投資や売買の動きはリスクを伴います。意志決定の際には、ご自身でリサーチをお願いいたします。ビットコイン/ドル、イーサ/ドル、及びライトコイン/ドルの市場データはHitBTC取引所が提供するものです。
CMEやCBOEによるビットコイン先物取引がスタートすると、ボラティリティが上昇することが考えられる。その場合、トレーダーはポジションサイズを調整するのが賢明だろう。
チャートを見てみよう。
BTC/USD ビットコイン/ドル
弱気転換の可能性はあったがそうはならず、上昇トレンドは依然強いままだ。
5日間にわたって値固めした後、再び上昇を始めた。上昇チャンネルの上限で跳ね返される可能性があったが、これも上抜けした。
一方でRSI値は価格上昇と乖離する形で下落。しかし抵抗線を上抜けしたことから、RSI値も上昇するだろう。
では次の目標値をどう設定すればよいだろうか。
まず8750ドルで一旦売りがでる可能性がある。これを超えたら、次は9000ドル、そして9969.13ドルがターゲットだ。
一方で上昇チャネル上限付近で跳ね返され、7400ドルを下回って下落すれば弱気転換となる。それまでは強気でいよう。
ETH/USD イーサ/ドル
前回まで、チャート上に正三角形を描いていたが、状況の変化を鑑み、今週から上昇チャネル上の三角パターンに変える。
この分析記事の読者は315ドルで買いポジションを構築し大きな利益を得ている。そして鍵となる抵抗線ラインでポジションの半分を手仕舞うことも薦めた。では今残りのポジションを売るべきだろうか。
上昇三角形パターンを突破したので、ターゲット値は652ドルとなる。
しかし一直線に上昇するわけではなく、ここ数日のうちに420ドルに向かって売られる可能性がある。
だから残りのポジションの半分は利確し、半分はストップロス注文を390ドルに設定してホールドしていよう。ちなみに数日以内にストップロス注文の場所は上げる予定だ。
BCH/USD ビットコインキャッシュ/ドル
価格調整の後、ビットコインキャッシュは上昇トレンドを再開した。22日の分析で推奨したように、1360ドルから買いポジションを持っている人も多いはずだ。
現状は2800ドルから854.31ドルへの下落に対するフィボナッチ・リトレースメント値の50%に達しており、売り圧力が強い。もし1507ドルにある重要なサポート線上で推移できれば、強い、ということになる。
そうなると1827ドルを突破し、2056ドル(前述フィボナッチ・リトレースメントの61.8%地点)を目指すだろう。
一方で1507ドルを割ると、レンジ相場に逆戻りだ。リスクを回避するため、ストップロス注文を損益分岐点まで上げておこう。
XRP/USD リップル/ドル
リップルには落胆させられている。抵抗線を突破しても、勢いづいていない。11月16日に0.22713ドルで買っているが、ホールドすべきか、手仕舞うべきか考えてみよう。
移動平均線は強気を示している。20日間指数平滑移動平均線が、50日間単純移動平均線を上回ったからだ。
0.245ドル以上で推移できれば、勢いにのるだろう。
しかしリスクは抑えたいので、ストップロス注文を0.17から0.2ドルに上げよう。もしレンジ相場に逆戻りし下方トレンド線を下回ったら、売ってしまいたい。
目標値は0.3ドルとかわらず、ここで半分利確し、残りはストップロス注文をつけてホールドしよう。
LTC/USD ライトコイン/ドル
ダッシュのせいで、ライトコインは時価総額ベースで第6位の仮想通貨になってしまった。ここから復権は可能だろうか。
60.4ドルで買いポジションをつくったが、72ドルにある抵抗線を抜けて以来、勢いづいている。
ただしここ2、3日は、高値更新にはだかる最後の抵抗線を前に、現状レベルで値固めするだろう。
だから70ドルにストップロス注文を置いてホールド。もし2日以内に84ドルを突破できなければ、一部利確し、ストップロス注文を上げて残りをもっていよう。
DASH/USD ダッシュ/ドル
驚くべき上昇をとげるダッシュをカバーしよう。約5000億円以上の時価総額をもつ第五位の仮想通貨に成りあがっている。
高値更新し続ける仮想通貨は強い。
ダッシュは11月12日に高値更新。それから重要なポイントにあった416ドルも突破、また史上最高値を更新した。2日間価格調整した後、また上昇を続けている。
直近のターゲットは650ドル。その次は729.8ドルとなる。
547ドルを割れば弱気転換とする。
新規トレードは推奨しない。