ビットコインインフルエンサーでポッドキャスターのアンソニー・ポンプリアーノ氏(通称ポンプ)は、CNBCとのインタビューで、「世界で重要とされるものはエネルギーを使っている」ため、ビットコイン(BTC)がそのエネルギー消費について「謝罪」する必要はないと主張した。

モルガンクリークデジタル共同創設者であるポンプはインタビューの中で、米ドルのような法定通貨と比較し、多くの人々がビットコインエコシステムの「気候論争」の要点を見逃していると指摘した。

「ドルシステムとエネルギー消費との間には直線関係があり、より多くのユーザーとトランザクションをサポートするには、より多くの銀行支店やATMが必要であり、より多くのエネルギーを消費する必要がある」

「ビットコインブロックチェーンは、エネルギー消費量と同じような直線関係を持っていない」と、ポンプは付け加えた。「ブロックあたりのトランザクション数に関係なく、各ブロックで消費されるエネルギーは同じだからだ。ビットコインが拡大するにつれ、これらの各ブロックにより多くの経済的価値を追加できるようになるため、より効率的になることができる」。

BTCはグーグルやフェイスブックの8倍のエネルギーを消費

ポンプのインタビューは、Trading Platformsによる新しい調査が公開されたのと同じ日に行われた。この調査によれば、ビットコインエコシステムのエネルギー消費量はグーグルとフェイスブックの両方を足した量の8倍であるという。

この調査は「懸念されるのはこのような小さいセクターが消費する電力量だ」と指摘する。ケンブリッジビットコイン電力指数によると、BTCエコシステムは1時間あたり125.04テラワットを消費している。これはチリやフィリピンなどのエネルギー使用量と同じだ。