予測プラットフォームのポリマーケットは米国での再ローンチを開始し、ウェイトリスト登録者が米国向けアプリへの最初のアクセス対象になると発表した。
ポリマーケットは水曜日のX投稿で、米国アプリをウェイトリスト登録者向けに提供し始めると述べ、まずはスポーツイベント契約へのベットから開始し、「その後はあらゆる市場へ展開する」と説明した。
正式なローンチは、米商品先物取引委員会(CFTC)が、ポリマーケットが買収した仮想通貨デリバティブ取引所・清算機関に対してノーアクションレターを発行してから約3カ月後に行われた。これにより、同社の米国向けサービス開始の土台が整った。
ポリマーケットの米国市場への全面再開は、企業評価を最大100億ドル規模に押し上げる可能性がある。発表は、カルシが110億ドルの評価額で10億ドルの資金調達を完了したタイミングで行われ、両社の競争は激しい状況にある。
2024年にはカルシやポリマーケットといった予測市場の活動が大きく拡大し、米国選挙関連のイベント契約への関心がその一因となった。
仮想通貨取引所コインベースは、カルシが支援するプラットフォームを構築していると報じられている。10月には、米大統領ドナルド・トランプ氏が共同設立したトランプ・メディア&テクノロジー・グループが、同社のトゥルースソーシャルで予測市場を可能にすると述べた。
ポリマーケットとカルシの取引量が急増
トークンターミナルのデータによると、カルシとポリマーケットは取引量で最大の予測市場プラットフォームであり、続いてSX、ベットスワール、アズロが並ぶ。カルシは10月の取引量が約44億ドルで、ポリマーケットは30億ドル強となった。
投資家からの資金流入後、ポリマーケットの企業価値は150億ドル規模に到達する可能性があると報じられている。
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