急成長する予測市場分野で主導権を争うポリマーケットとカルシが、食料品の無料配布に踏み切った。両社は市場シェア拡大を狙い、異例のプロモーション合戦を展開している。
カルシは火曜日、マンハッタンで1000人超を対象に50ドル分の食料品を無料配布した。一方の競合ポリマーケットは、来週から無料の食料品店を開設する計画を発表した。
Thousands have already picked up their free Kalshi groceries!
— Kalshi (@Kalshi) February 3, 2026
We are being told we've already inspired other companies to keep up the initiative!
2 more hours to get yours
Westside Market | 84 3rd Ave. NYC pic.twitter.com/8R11OGODLu
両プラットフォームは予測市場の取引高で首位を走っており、現在は1日当たり4億ドル超で安定して推移している。これは前年同期の約4倍に相当する。
カルシは2025年に手数料収入だけで2億6350万ドルを計上した。両社はいずれも数十億ドル規模の企業評価額を付けられている。
カルシのプロモーションは、火曜日の現地時間正午から午後3時まで、ニューヨーク・マンハッタンあるウエストサイド・マーケットで実施された。ソーシャルメディア上の動画では、数ブロックにわたる行列が確認されている。
カルシの招待者リストによると、無料の食料品を受け取るために1795人が登録した。一般メディアは、参加者が「数千人」に上ったと報じている。
無料食料品店を開設へ
ポリマーケットは火曜日、「ニューヨーク初の無料食料品店」を開設するため賃貸契約を締結したと発表した。あわせて、ニューヨーク市内5区で食料へのアクセスが限られている人々を支援するため、フード・バンク・フォー・NYCに100万ドルを寄付した。
同社によると、「ザ・ポリマーケット」と名付けられた食料品店は数カ月前から準備が進められており、来週木曜日の現地時間正午に開店する際には十分な在庫をそろえる予定だという。

両社は近頃、メディア提携にも力を入れている。ポリマーケットは1月にダウ・ジョーンズと提携し、カルシは12月にCNNやCNBCと提携を開始した。
ポリマーケットは最近、意図的に落書きされることを想定した看板広告を展開した。一方のカルシは、さまざまな市場のオッズを表示するデジタル看板を活用している。
なお、2月8日に開催予定のスーパーボウル期間中、予測市場プラットフォームは広告出稿を禁止されている。
Kalshi gives out free groceries to thousands of New Yorkers https://t.co/62BO68KbuZ pic.twitter.com/rBnSAqWdBg
— Historic Vids (@historyinmemes) February 3, 2026
ポリマーケットとカルシはいずれもニューヨーク市に拠点を置いており、今回の食料品施策も同市内で実施されている。
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