ビットコイン懐疑派で金(ゴールド)投資家のピーター・シフ氏は、ビットコインが今週わずかにしか上昇していないことは、投資家がそれを売る理由になると指摘している。
シフ氏は、ビットコインが伝統的なマーケットに比べて大きな利点があるのはそのボラティリティの高さであるはずだと述べている。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急利下げを受けても、ビットコインは大きな値動きを見せていない。
シフ氏は。「ビットコインが50ベーシスポイントの緊急利下げでも上昇しないとしたら、どのような状況なら上昇するというのか?」と疑問を呈する。
「もしビットコインが値を上げないなら、なぜそれを所有するのか?その質問に対する答えは『売却』だ。下を見ろ!」
ビットコイン支持者らは、シフ氏にツイートに対して、ビットコインが2009年にリリースされて以来、金よりも高い利益を上げていると反論している。
著名な仮想通貨トレーダーのWhalePandaも次のようにシフ氏の主張に反論した。
「金は現在、2011年とほぼ同じ価格だ。ビットコインは2011年の1ドルから現在は8800ドルになっている。ピーターのようになるべきではない」
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン