ペイパルで最高財務責任者を務めるジョン・レイニー氏は19日、ビットコイン(BTC)が将来一般的な決済手段として使用されることに楽観的な見方を示した。ウォールストリート・ジャーナル紙に対し述べた。

 同氏は仮想通貨が決済手段として一般的になることはあり得るかという質問に対して、そうなる可能性は「非常に高い」と答えている。

 「この技術には真のメリットがある。しかし、日常的に使われる通貨としてあまねく受け入れられるようになるまでには、長い時間がかかると思う」。(レイニー氏)

 ペイパル共同創立者のマックス・レヴチン氏は昨年12月、ブロックチェーン技術は革命的だとしながら、ビットコインの今後に関してはまだ理解しきれていないと述べている。

 米コインベースは昨年12月、ペイパルの元重役のデイビッド・マーカス氏を取締役に迎えている。