米著名投資家ピーター・ティール氏が自身の「ファウンダーズファンド」を通してビットコインとイーサに2億ドルを投資していたことがわかった。

ティール氏は長らくビットコインの支持者として知られる。だが2022年3月に仮想通貨の弱気相場が始まる前に、保有していた仮想通貨18億ドル分を売却したといわれていた。今回の「買い」で再び相場に舞い戻ったかたちだ。

ティール氏はアメリカでは有名な投資家で、決済大手ペイパルやフェイスブック、またオープンAIへの投資で知られる。イーロン・マスクと親しく、ドナルド・トランプ政権の元政策顧問も努めた。

ロイターの報道によると、ティール氏のファウンダーズファンドは今回の仮想通貨強気相場が始まる前にビットコインとイーサに2億ドルを投資。日本円にして約300億円だ。

情報筋によると、ティール氏のファンドはビットコインが3万ドル(約400万円)を下回っていた時に購入を開始し、その後の数ヶ月でBTCとETHをさらに購入したという。