4月以来、100万個以上の新しいトークンが作成された。そのうち37万2642個のトークンがイーサリアム上で発行され、64万3227個のトークンがソラナ上で発行された。
イーサリアムネットワーク上で発行された新しいトークンの88%、すなわち32万7553個はコインベースのレイヤー2ブロックチェーンであるBase上で発行された。新しいミームコインを作成するために低コストのネットワークに集まる人々によってBaseでの活動が急増した。
コインベースのディレクターであるコナー・グロガン氏は5月14日の投稿で、これは2015年から2023年までの8年間にイーサリアム上で作成されたトークンの数の2倍になると指摘した。
L2beatによると、Base上の総ロック価値（TVL）は今年の初めから約630%急増しており、これは主にミームコインへの熱狂によるものだ。
分析プラットフォームのステップファイナンスによると、同じ期間にソラナ上で発行された新しいトークンは64万3227個にのぼる
デューン・アナリティクスのデータによると、ソラナで発行された約64万3000個のトークンのうち、46万6914個がミームコインだったという。
コインマーケットキャップは、過去30日間にプラットフォームに追加された最新の500個の新しいトークンをリストしており、その大多数はミームコインだ。
仮想通貨分析プラットフォームのコインゲッコーは、現在600以上のコインをリストしているミームコインカテゴリを持ち、その総時価総額は527億ドルにのぼる。これはテザー（USDT）の時価総額のほぼ半分だ。
グロガン氏のX投稿は仮想通貨コミュニティから多くの否定的な反応を引き起こし、多くの人がミームコインが仮想通貨の価値に悪影響を与えていると主張した。あるコメント投稿者は、投資詐欺の増加を非難し、「全体的にネガティブ」であると評した。「そのお金はもっと大きな『合法的な』プロジェクトに使われるべきだった」が、「代わりに、それは詐欺師の手に渡り、法定通貨に変換されるだろう」と指摘した。他のコメント投稿者は、新しいミームコインの急増を「ボットを養うためのスパム」と呼んだ。
コインテレグラフの4月の調査では、Base上で作成された新しいミームコインの6分の1が詐欺であり、90%以上が脆弱性を持っていることが明らかになった。一部の批判にもかかわらず、ミームコインは第1四半期で最も収益性の高い仮想通貨のテーマでもあった。
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