中国最大のSNSウェイボー(微博)の1億7200万人のユーザー基本情報が、ダークウェブで0.177ビットコイン(BTC)で販売対象となっていた。中国のブロックチェーンニュース金色財経が3月19日に報じた。
販売対象だった情報には、ユーザーID、ウェイボーへの投稿数、ファンやフォロワーの数、性別、位置情報などが含まれる。
ウェイボーのセキュリティディレクターのルオ・シャオ氏は、今回の件に関して以下のように述べている。
「ユーザーの携帯電話番号は、2019年にアドレスブックAPIと紐づけられて漏洩した。公開された残りの情報はウェブ上でかき集められていた」
ルオ氏は、同社は即座にAPIを閉鎖する対策を講じ、探知してすぐに漏洩を報告したとしている。できる限りの対応をしたと説明している。
「ユーザープライバシーは極めて重要だ。特に携帯電話番号に至っては。」
また、アリ・グループ・セキュリティ研究所の元ディレクターは、「多くの人の電話番号が漏洩した」と報告している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン