米テクノロジー企業のオラクルは23日、サプライチェーン業界向けの新しい分散型台帳技術(DLT)ソリューションを発表した。
この企業向けブロックチェーンサービスは、4つのサービスで構成されている。1つ目は、エンドツーエンドの商品やサービスを監視するブロックチェーン、2つ目は、製品の出処や真贋、遷移の追跡、3つ目は、製品温度の測定、4つ目は保証や保険請求のためのスマートコントラクト自動生成だ。なお、ユーザーが必要な機能だけを利用できるSaaS(Software as a Service)として提供される。
同社は、このサービスにより複雑なサプライチェーンにおいても、製品のトレーサビリティとトランザクションの信頼性や可視性の向上、製品の提供と契約実行速度の加速を実現することが可能で、結果的に顧客満足度の向上が期待できるとしている。
(コインテレグラフ@マーケットアラート)