ウェブブラウザのオペラは、アンドロイドのスマートフォン向けに、仮想通貨ウォレットが内蔵されたプライベートなベータ版ブラウザをローンチする。主要ブラウザでこのような機能を備えるの初めて。11日付のブログで明らかになった。

 オペラのウォレットは、イーサリアムに対応。Ethereum Web3 APIをサポートし、ユーザーが分散型アプリケーション(DApps)をシームレスに使えるようにするという。将来的にはより多くの仮想通貨に対応させる予定だ。

  プロダクトマネジャーのチャールズ・ハメル氏は「ウェブ3.0に開かれた初めての主要ブラウザになる」と述べた。また以下のように続けた。

「我々の望みは、仮想通貨を投機や投資から、決済や日常利用のものへの移行を加速させることだ」

 オペラは仮想通貨領域にすでに参入している。ウェブ・モバイルブラウザ共に1月以降、クリプトジャッキングをブロックする機能を備えている。