NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)は18日、仮想通貨レンディングプラットフォームとデジタルウォレットを提供するダルマラボを買収したことを発表した。買収金額は非公開。声明によると、ダルマラボは事実上閉鎖され、共同設立者のナダフ・ホランダー氏とブレンダン・フォスター氏がオープンシーの新しい最高技術責任者(CTO)と最高戦略責任者(CSO)に就任する。

オープンシーはこの買収により、製品開発の規模拡大、チームの成長、安全性と信頼性の取り組みの拡大、NFTとWeb3エコシステムへの投資を行う。

オープンシーの共同創業者兼CEOであるデヴィン・フィンザー氏は、同社とダルマラボの「結合」が、「オープンシーでのNFTの購入、発行、販売を劇的に改善する」と主張した。

彼は、2つの会社が「NFTが今後何年にもわたって仮想通貨の普及の文化的中心となるために、NFTの使用が一般人にとって簡単で楽しいものになることが必要」だとした。

ダルマラボの声明によると、同社のダルマスマートウォレットは30日後に無効化される。そのため、2022年2月18日までに資金を引き出すか売却するようユーザーに促し、そのための手数料を支払う必要がないことを明らかにしている。