取引所OKExもマルタへ、進んだ法整備に惹かれ

 世界最大の仮想通貨取引所の一つ、オーケーイーエックス(OKEx)は12日、マルタ共和国に拠点を設けると発表した

 マルタ政府や規制当局と会談し、法的側面や規制計画を検討した上で、拠点設置を決めた。クリス・リーCEOは以下のように述べた。

「マルタ政府の考えは進んでいて、同じ価値観を多く共有している。その中でも最も重要なものは、トレーダーや一般大衆の保護、反マネーロンダリング(資金洗浄)法の遵守や本人認証の基準、そして、ブロックチェーンエコシステムにおけるイノベーションと継続的発展の重要性の認識だ」

 危機管理担当役員(CRO)で対政府関係責任者のティム・ビョン氏は次のように話す。

「マルタの仮想金融資産法は、ブロックチェーン・デジタル資産業界の未熟な法整備を、業界と政府が一体となり加速する強力な基盤だ。リスクに基づくマルタのアプローチは、責任があり、法を遵守し、健全なエコシステムの創設を促進する」

 OKExは現在、トークン間取引と先物取引を100カ国以上で提供している。ビットコイン先物に関しては、1日に150億ドルの取引がある。

 マルタは10日、欧州がブロックチェーン開発で主導的役割をしていくとする「欧州ブロックチェーン・パートナーシップ」に署名している。ブロックチェーンに好ましい環境整備を加速させているマルタには、世界最大手の取引所バイナンスも本拠を置くと発表している。