本日のビットコイン市場は昨日の上昇から一転し下落基調に。米国市場時間で半導体銘柄が売られた事をきっかけにダウが大きく下落するなど、株式市場の下落を受けた他、テザーの消却問題が取り沙汰されるなどの材料が足を引っ張った。

前日の上昇から一転下落に

ビットコイン・円(BTC/JPY)チャート

(引用元:Tradingview BTC/JPY,1時間足,bitFlyer)

1日を通しての値動きを振り返ると、24日は上昇していたものの、日本時間25日0時前後から下落が始まり、ボリンジャーバンドのバンド帯を割る71万円台前半まで下落、そこからやや反発し、25日18時現在では71万円台後半で推移している。

ただ、去年までのようなボラリティリティから考えると、ビットコイン価格のボラティリティは比較的落ち着いた状況が続いている。

本日のファンダメンタル材料

ダウジョーンズチャート

(引用元:Tradingview DOW JONES INDUSTRIAL AVERAGE,1日足,Dow Jones)

本日のファンダメンタル材料として最初に挙げられるのは、マーケット全体のリスクオフ的な動きだ。ニューヨーク株式市場ではダウが608ドル安となり、東京株式市場でも日経平均は822円安となった。

今回の下落は、株式市場で半導体セクターの決算発表における見通しで、弱気な見通しが相次いだ事が要因となっており、米中貿易摩擦が遠因となった。 仮想通貨市場でも疑惑が集まるテザーの消却問題が取り沙汰された事もマイナス材料となり、市場の足を引っ張った。

一方で、米国の仮想通貨取引所大手コインベースのIPOに関する報道など、着々と仮想通貨やブロックチェーン市場が進展している動きも見られている。

免責事項

当記事は特定のポジションや仮想通貨取引を推奨するものではなく、仮想通貨投資に関する責任は一切負いません。

仮想通貨取引の際はそれぞれ仮想通貨取引所の定款等でリスク事項を確認の上、ご自身の責任で行なってください。

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