仮想通貨貸付サービスのドローブリッジ・レンディング(DBL)は、マイク・ノボグラッツ氏率いる仮想通貨投資会社ギャラクシー・デジタルから資金調達したと発表した。8月8日にプレスリリースで述べた。DBLは、法定通貨・仮想通貨の貸付や投資事業を強化するとしている。調達額は公表していない。
DBLは、ワシントンDCと米49州で商業ローン事業の認可を得ており、仮想通貨を担保として米ドルを貸し付ける事業を手掛けている。
今回の発表によれば、ギャラクシー・デジタルとDBLは共同で、仮想通貨を保有する機関投資家向けに「仕組み金融(ストラクチャードファイナンス)」を提供する事業を展開するという。仕組み金融とは、証券化などの金融技術を使って、資金調達を行うことだ。DBLによれば「法定通貨の貸付だけでなく、革新的な仮想通貨・法定通貨の資金調達ソリューションを目指す」としている。
ギャラクシー・デジタルのノボグラッツCEOは今回の出資について、次のように述べている。
「将来を見据えたとき、我々は、機関投資家向けに効果的に振る舞うことができる、スマートでイノベーティブな戦略パートナーと協力することに利点があると認識している。この点で、DBLのチームは我々の認識と一致する」
翻訳・編集 コインテレグラフ日本版