「血まみれの月曜日」を迎えた9日の仮想通貨ビットコインは、午後6時現在7900ドル台を推移している。今日昼過ぎに8000ドルを割り込んだビットコインだが、長期的な視点では今回の下落も「何も起こっていないのと同じ」と主張するアナリストもいる。

(出典:Coin360 3月9日午後18時20分)

ストック・フローモデル(S2F)で有名な仮想通貨アナリストのPlanBは今日未明に起きた急落もストック・フローモデル上に乗っているため、何の問題もないことを強調した。

「S2Fチャートは今日のクラッシュにも適応している。何も起こっていない」

同氏はS2Fチャートなどから半減期にビットコインが1万ドルに、2021年には10万ドルに到達すると予想している。

短期的なサポートは?

一方で、気になるのは短期的にどう動くかだ。仮想通貨アナリスト達は現在のサポートラインの予想を展開している。

今回の価格について、仮想通貨トレーダーのAnondran氏は対称三角形の下限にぶつかっていることを指摘。近く反発するだろうと予測した。前回の半減期前にボラティリティが大幅に低下したことから、今回も同様の動きが見られると考えているようだ。

Anondranと同様に、近く反発するとする他の理由を挙げる人もいる。CMEのギャップ埋めだ。

著名仮想通貨ブロガーのIvanOnTech氏は現在、価格は7700ドルに向かっており、CMEのギャップ埋めのために7700ドルに到達した後に反発するだろうと予想している。

一方で、より悲観的に考える声もある。

仮想通貨アナリストのミカエル・ファン・デ・ポッペ氏は反発しても8500ドルを超えることは期待できないと指摘。8200ドルを維持できなかった現在は7350〜7500ドルまで下がると予想した。

今日の相場暴落は、原油安とコロナウイルスショックに加え、プラストークンが保有するビットコイン13000BTCがミキシングサービスに移されたことで、市場が警戒したことも予想される。プラストークンによるBTC売却は昨年夏ころにビットコインや仮想通貨市場全体が下落した要因とみられており、今回の相場の下落にも影響したかもしれない。

プラストークンは、ポンジスキームとして知られ史上最大の出資金詐欺と言われている。

著名テクニカルアナリストのジェイコブ・キャンフィールド氏は、コロナウイルスによるパニックと原油価格の急落に起こった現状を「ブラッディ・マンデー(血だらけの月曜日)だ」と表現した