米カリフォルニアに拠点を置く仮想通貨マイニング企業プルートーン・マイニングは6月25日、北米最大をうたうソーラー発電式仮想通貨ビットコイン(BTC)マイニングファームを建設すると発表した

プルートーン・マイニングの親会社が所有するカリフォルニア州西部モハベ砂漠の敷地のうち、約49エーカー(約19万8296平方メートル)に太陽光パネルを設置し、年間約330日および1日平均12時間稼働させ、1日あたり10~13メガワットの電力を発電するという。約49エーカーは、東京ドーム敷地(約4万6755平方メートル)の約4個分の面積に相当する。

今回の建設予定地は年間平均日照率が約70%という点から選ばれており、日没後など低コストで電力を確保するため、夜間の余剰供給を解決したい現地電力会社と契約を結ぶことを計画しているそうだ。

プルートーン・マイニングのラマック・J・セディー(Ramak J. Sedigh)CEOは、「自然とテクノロジーの最適な組み合わせは、BTCマイニングを次の段階の進化に導き、持続可能な分散型トランザクションネットワークとしてのBTCの可能性を実現するだろう」とコメントした。

「仮想通貨マイニング設備を購入することなく、仮想通貨経済に参加できる機会を人々に提供できることが、非常に光栄だ」


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版