北朝鮮にブロックチェーンと仮想通貨の知識を伝えたとして逮捕されたイーサリアム研究者のヴァージル・グリフィス氏が保釈を拒否されてたことがわかった。

「グフィリスは昨日ここに現れて拘束の命令を受けた」とニューヨーク南部地区の検事が27日にコインテレグラフに対してEメールで明かした。「彼は無実を訴えており、ブロードリック裁判官の前で裁かれることになる」という。

最初の公聴会の日は1月9日だ。

地元紙イナー・シティ・プレスによると、ニューヨーク州南部の裁判所はグリフィス氏の釈放を拒否した。

グリフィス氏は、2019年4月に「平壌ブロックチェーン・仮想通貨カンファレンス」に参加するために北朝鮮に旅行し、「経済制裁を逃れるために仮想通貨とブロックチェーン技術をどのように使うか、技術的なアドバイスをプレゼンした」としてFBIなどから訴追された。

国際緊急経済権限法を違反したことになり、最大20年の懲役になる可能性がある。

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン